試験結果の信頼性（不確かさ）に直接影響する試験方法の妥当性と精度管理、その信頼性を確保のために必要な試験の不確かさとトレーサビリティ、そしてトレーサビリティの確保に不可欠な校正（外部、内部）などを、演習を含みながらしっかりと考えて見たい方。

試験所認定（ISO/IEC 17025）において基本にある、リスクをベースにしたアプローチは、試験の実施の場面でも、システムの構成・運用の場面でも「不確かさ」がキーワードになっています。

ただ、算出方法は分かったけれど何かすっきりしない「不確かさ」。

Uncertainty for Futureとも言われるリスク。

計量トレーサビリティの確保と言われても、何が必要なのか今ひとつすっきりしない「校正（特に内部校正）」。

このセミナーでは、「不確かさ（Uncertainty）」　をキーワードに

　・試験の結果を保証するのに必要な試験方法への要求

　・トレーサビリティを確保するためには何が必要なのか

　・試験の質の管理、その中で特に重要性を増している技能試験（Proficiency Testing）

　・リスク（試験のリスクと試験所のリスク）

を、事例や演習を交えながら習得をしていただきます。

なおセミナーの1／3程度の時間を演習に割きたいと思っています。そのため、参加者数を限らせていただくと共に、テキストの配布時に、演習に向けての準備をお願いする予定です。又、事例や演習は化学・食品系が主になります。

アイオス五反田駅前3F 会議室

東京都品川区西五反田1-11-1

JR五反田駅西口より徒歩3分

1．Introduction
　信頼される試験に求められること
2．試験法の選択、検証と妥当性確認
　試験の質の管理(内部質管理、技能試験)
3．試験のリスクと試験所のリスク
　不確かさ
4．試験に求められるトレーサビリティ
　校正（外部校正と内部校正）
5．まとめ

Fellow, AOAC INTERNATIONAL／
ISO/IEC 17025 認定審査員     後藤 哲久

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